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宗像市における子育て満足度についての対談
平成14年11月21日9時30分〜10時45分
宗像市教育委員会の城月部長さんと宗像子育てネットワークこねっと代表(棚橋・中里・藤原)とで対談をおこないました。

対談のきっかけは、ホームページ実行委員会で実施した「宗像市における子育て支援満足度は100点満点の何点ですか?」の結果をもとに行いました。

城月部長さんは、宗像市役所初の女性部長さんです。そこで前々からお話を伺ってみたいと思っていましたのでこの機会に対談を申し込みましたところ、快諾をいただき対談が実現いたしました。自らボランティア活動もされているという方なので、初めから私達の活動に理解を示していただき、終始和やかな雰囲気でお話することができ感謝しております。「私はどなたの話でも聞くようにしています。必要性があれば調査、研究し、行動に移します。」とおっしゃっていました。心強く感じるとともに、いろんなところに女性が関わることで見えてくることや変わってくることがあるなと感じました。

以下、対談内容です。



▲宗像子育てサロンの
内容を説明
▲城月部長
▲記念撮影

(城月部長)
「インタビューの結果を見せていただき、早速動き始めています。これからできるコミュニティセンターに砂場を作るように場所の確保をお願いしました。そのような所で親子が遊べるように要望しました。事業部のほうに公園の整備を住民の方から声が上がれば整備するように指示しました。行政もこれからの子どもを元気なたくましい子に育てるという点に力を入れています。」

(棚橋)
「室内のサロンが充実してくると外に出て親子が遊ぶという機会を奪ってしてしまうことにもなりかねないので公園の整備はありがたいです。

冷暖房完備の室内で遊ぶばかりでは、子どもが元気に育たないのではないかと感じています。泥んこで遊んだりすることや外気に触れることは、子どもの身体を元気にするだけでなく、創造性や想像力ができ、心も元気になります。

是非、外遊びができるよう公園の整備をよろしくお願いいたします。また、外遊びになると危険も伴いますので安全管理にも気を使う必要があると思います。」

(中里)
「危険といえば、まだ親の方が安全に対する認識が薄く、駐車場でも手をつながなかったり、子どもから目を離してしまうのを見て驚くようなことがあります。我が子の安全を確保するのは誰なのかというようなことを考えて欲しいですね。

また、親が主体性をもって子育てに関わって欲しいと思います。若いおかあさんの中に『育児が大変だから保育園に預ける。』と言う人がいてビックリします。子どもが成長して思春期に入っていろいろな問題がでてきた時、子どもとちゃんと向きあえないのではないかと心配しています。」

(棚橋)
「少子化対策で保育園など子どもを預かる所を増やしてきましたが、例えばオムツをはずすのでも先生がプロだから保育園だったら上手にはずしてくれるとか、好き嫌いもなくなるとか、本来親が根気強く教えていかなければならない躾も誰かに頼って任せてしまう親が多くなってきています。

子育て体験のない若いお母さん方には躾のノウハウがわからなかったり、思い通りにならないことへのストレスが大きくなっているようです。子育てには知識よりも体験が大切なので、日の里中学校で行っている子育てサロンは良い例だと思います。

中学3年生が4月から家庭科の授業で毎回参加しているのですが、子ども達の感想には感動するものがあります。『テレビでは楽しいところしか出さないけれど、本当はとてもつらいということを知った。子どもにイライラして叩きたくなる時もあったと言っていた。』『お母さんを尊敬するようになった。子どもは苦手だったけど、子育てサロンに行って苦手意識がなくなった。』『僕は子育てサロンに通って、自分の親もかなり苦労して自分をここまで育ててくれたんだと思った。そう思うと感謝しないといけないなと思った。』『今まであまり子どもは欲しくなかったけど、子育てサロンに行って子どもがほしくなった。』など、どの中学生も子育て中の親子から毎回多くのことを学んでいるようです。この体験こそが少子化対策につながっていくのではないかと思います。」

(棚橋)
「子育て支援センターができたことで、子育ての支援が必要だというような認識ができたと思いますが、子育て支援センターとボランティアで開催しているサロンとの格差があるので、最低限の活動援助をしていただきたいと思います。」

(城月部長)
「ボランティアに対する行政とボランティアのその辺の認識の違いはありますね。金銭的なことについては、即答はできませんが、子育て支援の活動に対して、調査、研究し、支援できることはしたいと考えます。」

(中里)
「子育て支援センターふらこっこは充実した施設ですが、そこに行ける人はやはり限られています。各地域にこのようなサロン的な場所ができて全地域的にバランスの良い支援ができるといいと思います。」

(城月部長)
「今からコミュニティセンターの整備が出てきますので、子育て支援の活動を絡めていくといいのではないでしょうか。また、地域の方や高齢者の方に協力いただいて、幼老一環という活動を提言しています。そうすると地域も活性化するので良いのではないかと考えています。」

(藤原)
「ホームページを作っているママ達がとっても元気です。子連れの視点が社会の役に立つことを知ったり、子連れに優しい街づくりが出来てきていると実感できているからだと思います。自分に自信が持てているようです。実は今、スタッフが妊娠ラッシュなんです。心が充実しているとこのような不思議なことが起こるんですね。まさに少子化に歯止めをつけた活動になっています。ホームページを作る中で自分達の子育ての情報交換も上手に行い仲間もいるので心強いところもあるようです。」

(城月部長)
「子育てしたことが不利にならない環境を整備しなければ、少子化に歯止めは出来ないでしょうね。」

(藤原)
「また、不満点の第1位に公園が上がったのは予想外でした。こんなに身近な公園で遊びたいと感じているママがいるとは思いませんでした。宗像を住むところに選んでいる人たちは、「自然がたくさんある中で子育てをしたい」「お外で遊びたい」という気持ちが強いのだなと思いました。それなら公園の整備を是非お願いし、地域の方がたを巻き込んだ良い交流が出来ないものかと思うところです。」

(城月部長)
「私もこの結果を見てびっくりしました。公園が1位で上がってくるとは思ってもみませんでした。そこで、さっそく関係機関に公園に砂場や泥んこ遊びが出来るようなものを作って欲しいと要望しました。整備もしてほしいとお願いもしております。出来るかどうかはわかりませんが、その中で、私は水辺を作ってもらえないかと要望も出しています。」(これには、拍手喝采)

(藤原)
「釣川なんかで川遊びも出来るといいのですが。遊んだりしたところは大事に出来るものですよね。」

(城月部長)
「今度、釣川も新しい課ができますので、一応提言しておきましょう。できるかどうかはわかりません。安全性の問題やいろいろな問題があるので・・・しかし、話しておきます。」

(棚橋)
「子育ては、自分達だけの子育てだけではなく、環境問題や様々なことにつながっていると思います。つくづく体験の大切さを感じます。私達もいろんな場所で子育て支援を展開していこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。」

(城月部長)
「私は、どなたの話でも聞く姿勢を持っています。また、何かありましたら遠慮なく話にきてください。愚痴でもいいですよ。」

(棚橋)
「熱心にお話を聞いていただき、ありがとうございました。」



このように1時間15分の長い時間、話が途切れることなく、じっくりと話を聞いてくださいました。こねっとメンバーの熱い思いを受け止めていただき、大変満足いく対談となりました。 城月部長さんありがとうございました。

インタビューに答えてくださった皆さん、ありがとうございました。そのこと自体が立派な少子化対策につながっています。今回、対談というかたちで、皆さんの声を行政にお届けできました。子連れの立場で見えるものを声に出してみる。とっても大事なことのように思います。皆さんの声が、行政に届き、何らかの形になるところを一緒に見ることが出来るといいなと思います。

今後とも、投稿などで当ホームページに子連れの視点から見えることを教えてください。一緒に活動してみたい方は、編集会議に来てみませんか?見学もOKですよ。

(文責 ひっきー)

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