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こねっとの子育て講座「子どもとメディア」の講演会に参加して 2005.11.7
 10月4日、メイトム宗像で行われた「子どもとメディア」の講演会に参加してきました。
 お話頂いたのは、九州医療センターの小児科医長でNPO子どもとメディアの常任理事を務められている佐藤和夫先生でした。
 ちょうど1年半ほど前にも同じテーマでお話をして頂いています。
 詳しい内容を知りたい方は、こちら編集部の過去の内容「子ども達をメディア漬けにさせないために、小児科医からのアドバイス」の記事をご覧下さい。

「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう」
 日本小児科医会が昨年2月このような提言を発表しました。

 この背景には、メディア(テレビ・ビデオ・テレビゲーム・インターネット・携帯電話などの電子映像メディアのこと)との長時間接触、その内容などが子ども達に次のような悪影響を及ぼすことが分かっているからです。
 暴力性・攻撃性の高まり、運動不足による肥満、性の問題、喫煙の問題、学業成績の低下・注意欠陥多動性障害(ADHD)との関連性。まして2歳以下の乳幼児にとってメディアは単に光刺激でしかなく、小さい頃からのテレビ・ビデオの視聴が、その後の長時間視聴を招く危険があるためだとのことでした。

 メディアが多様化し、生活の中に溶け込んでいる現在において、親子でのメディアリテラシーが重要になっている、とのことでした。例えば、テレビの内容を本当だろうかと批判的に見たり、必要でないものは見ないようにすることがこれにあたります。
また、学校単位や地域でテレビを見ない「ノーテレビデー」の運動を実施しているところもあるそうです。個人ではなく集団でも取り組む、そんな世の中になっているんですね。
 ちなみに、ノーテレビデーを実施した家族からは「親子、そして夫婦の会話が増えた」とのお言葉も。試してみる価値ありですね。お父さんもここはひとつ頑張ってみませんか?
 メディアの問題に関連して、外遊びや絵本の読み聞かせが子どもの言葉を増やすこと、基本的生活習慣の大切さもお話されました。

 今の子ども達が親となった時、それがまた次の世代の子ども達に伝わっていく、そう思うとまだ見ぬ未来が心配にもなってきますよね。
 その為にもいま親である私達が幼い我が子に何をしてあげられるのか、そして成長していく子ども達を目の前にメディアの問題を考えていく必要があるのだな、と考えさせられました。

 「電子映像メディアにも用量・用法がある」これは佐藤先生のお言葉ですが、なるほど、小児科の先生らしいうまく分かりやすい表現ですよね。用量・用法を守った上で、こどもとメディア、自分とメディアがうまく付き合っていけるよう心がけていきたいです。(ゆめちよ)


 頂いた資料の最後に、次のような文章が添えられていました。

「The child first and always.」
「みんなが元気で大人になれるように、何よりもいつもこどもが最優先」

 これは、世界中のこどもたちに夢を与え続けた「ピーターパン」の作者ジェームズ・M・バリーのことばです。この「Kids First.いつもこどもが最優先」の精神を大事にしましょう。小さなこどもや弱者に優しい社会はみんなに優しいのですから。

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