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みなさんのまわりには、どんなおもちゃがありますか?
キャラクターのおもちゃが多く、
毎年たくさんの新商品が生まれる日本と違い、
ヨーロッパ等では親子2代で遊ばれる
木製のおもちゃがたくさんあります。
日本ではあまりなじみのないそんなおもちゃを、
少しずつ御紹介できたらと思っています。


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第25回
〜0才を遊びましょう  1〜
 
 

昭和59年にハンディキャップの子どもたちとおもちゃを通してかかわってきてから、子どもの発達と成長は個々それぞれで、他の子と比べるものではないと思ってきました。

遊びが少し早くても遅くても、その子のペースで楽しく遊べれば、目に見えない内面(心)が育ちますよといつもお話ししてきました。今もその考えは基本的には変わっていないのですが、それだけでは通じないものをここ最近感じています。

1才のお誕生日におもちゃを買いに来られる方が多いのですが、その時は、9割の子どもたちが遊べるだろうおもちゃをいつも紹介してきました。そうすると、ほとんどの子どもたちがすぐにその場で遊びはじめました。子どもの成長を実感するときは、親として至福の一時でしょう。それを見ているご両親は、とても嬉しそうで、傍らで見ているわたしも、おもちゃ屋をやっていて良かったと思う瞬間でした。

でも、ここ数年で少し状況が変わってきています。わたしが当然遊べると思って紹介したおもちゃで、遊べない子が増えてきています。初めての場所でとまどうこともあるでしょうが、それ以前のしっかり見る、聞くといった基本的なことが身に付いていないように思えます。

つまり、0才の遊びができていないのです。そのほとんどが初めて来られたお客様で、中には、まだ遊べないのだからとそのまま帰ってしまう方もいました。お子さんが遊べないことに、何の疑問も感じていないようでした。何か感じとってくださったらと心の中で願うのですが・・、相談をされない限り、こちらがどうこうとは言えません。

逆に、その反対の子どもたちも増えています。1才の子にしてはとても遊びが上手なので、少し難しいおもちゃを紹介しましたら、難なく遊びこなします。わたしの動きをしっかり見ているのはもちろんですが、それを真似てこなせる位、遊べる指先になっているのです。その子の年齢より早いおもちゃは、楽しく遊べないことが多いのであまりすすめないのですが、この場合は別です。笑顔で楽しく遊んでいました。子どもが楽しそうに遊べば、買ってあげたくなるのは親心でしょうか。遊べる子の親ほど、おもちゃを購入される方が多いのです。そうやって、遊びの差はどんどん開いてゆきます。今迄は、1才の子どもたちに多少の差はあっても、それは僅かな個人差にしか感じていませんでした。

でも、ここ数年は、はっきりとその違いを感じています。それは、個人差というより、生まれてから1年間の遊びの経験の差、もっと言えば、遊びに対する親の関わり方の差、親の考えの差のようにわたしには思えます。


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